【質問回答】茶道と進路…両立の悩み
前回、こちらの記事で質問いただいた方からもう一度メッセージをいただきました!
まずは、回答をご覧いただきありがとうございます。
子どものころから茶道を習っている場合、中学や高校卒業のタイミングで進路と茶道の両立を悩む人もいらっしゃるんですよね。
前回の回答の補足
「許可制」というよりは、「師匠に許可をいただいた方が無難だよね」という表現です(^^)
質問者さんの場合は、表千家の先生にも学校茶道の先生にも了承を得ているようなので、問題ないと思います。
まず、茶道を続けたい理由については、
ふわふわな理由でも
あいまいな理由でも
そもそも理由がなくても
何の問題もありません!!!!
せっかく若い年齢で出会えた伝統文化、大切にしてほしいです。
茶道を習い続けている理由を言葉にできない人もいると思います♪
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わたしが茶道より進路を優先したときの話
少しわたしの話をしますね。
私は9歳から専門学校(分野は茶道ではありません)の卒業まで、地元の裏千家の茶道教室に通いました。
新卒で就職活動をするにあたり、どうしても入りたい企業がありました。
そこで働くには一人暮らしをしなければならず、休日も少ない業種だったので、新天地で茶道教室を探すつもりもなかったです。
必然的に地元の茶道教室は“一旦おやすみ“しました。
もちろんそのときは 定年までこの企業で働く!とも さっさとやめて地元に戻る!とも考えておらず、希望のところで就職できたからには、できる限り頑張ろうとだけ思っていました。
そして現在はその新卒でお世話になった会社は辞め、地元に戻ってきました。
茶道のお稽古も、学生時代と同じところで再開しました。
今の私は、「お稽古がある曜日については友人と遊ぶよりお稽古が優先」という感じで落ち着きました。
これから先、結婚や出産など人生の大きな変化があるかも?しれません。
「そのときお稽古に通えそうなら通うし、お稽古より大切なライフスタイルがあればそちらを優先」という感じになっていくと思います。
お稽古はわかりませんが、茶道自体は80歳まで続けるつもりです(笑)
家でお抹茶を点てたり、お点前の復習をしたり、茶道の教本を読むだけでも十分「茶道をしている」といえるからです。
まとめ
学生さんでもおとなでも、同じ茶道教室を続けられない可能性はあります。
私は新卒の就職先ではお稽古との両立を諦めました。
でも後悔はしていません。
茶道のお稽古を優先して就職活動を地元だけにしていたら…?
きっとそれはそれで、後悔のない人生にしていくんだと思います。
メッセージ
まだ高校生ということで、茶道の仕事がしたいというわけでもないのなら
ご自身が思う進路に進んで、その時に茶道のことを考えるのもいいと思います。
もちろん茶道のために進学先や就職先を地元にするのもいいと思います。
ちなみにわたしのSNS上のお知り合いで、茶道を最優先に進路を考えた人は、「茶道を優先すると後戻りできないので後悔のないように」とおっしゃっていました。
どちらを選んでもなにを優先しても、その時点では正解も間違いもありません。
まだまだ長い人生、師匠の意見を参考にしたりご自身ともじっくり向き合って、考えてみてくださいね。
感想もいただきました!
下記の記事をご覧いただいた感想です。
めっちゃわかります~!
くだけた表現ですが、”年上の茶友さん”と過ごす時間は、学校では味わえないですよね。
幼いころはたくさんご迷惑をおかけしたと恥ずかしくなることもありますが、一人の同社中の生徒として接してくださってたことが、本当にありがたいです。
感想ありがとうございました♪
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