茶道を長く続ける人が多い理由を個人的に分析してみた
一生続けられる趣味のひとつ、「茶道」。
手軽に習いたい人も本気で取り組みたい人も、茶道を長く続けてらっしゃる印象です。
なぜ長く続けられるのか、分析してみました♪
もくじ
【茶道が長続きするポイント1】勝負事ではない
茶道の世界では”勝ち負け”がありません。
わたしは勝負ごとがめちゃくちゃ苦手で、スランプとかも心折れちゃうタイプです。
誰とも争わずに自分の世界を楽しみたいので、茶道はぴったりだなあと思っています。
スポーツのように勝敗を決めたり、自分のミスでチームが負けてしまうというようなことはないんです。
”あの人のほうが茶道歴が長い”といった人間関係はありますが、優劣や勝敗は無縁です。
年下の人からも年上の人からも学ぶことはたくさんあって、居心地のいい世界だと感じます。
【茶道が長続きするポイント2】何歳からでも始められる
茶道を始めるのに「遅すぎる」ということはありません。
80代で現役の先生もいらっしゃるので、年を重ねてからも茶道をしているイメージがつきやすいですよね。
わたしは、60代で初めて茶道を習い始めた方を知っています♪
むしろ年を重ねてからのほうが、落ち着きのあるお点前ができるんじゃないかなあとも思っています。
半分自分の期待も入ってますが…笑
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【茶道が長続きするポイント3】いつでも”気付き”がある
10年、20年、それ以上続けてもお稽古のたびに気付きがあるのではないでしょうか。
季節は4つだけではないし、一度過ごした同じ日はもう二度ときません。
茶道と関連した世界のことも学ぼうとすると、一生かけても学びきれないのです。
書物、陶芸品、懐石、お菓子、着物などなど。
また知識的な学び以外にも気づきがあります。
お点前中は深く深く自分自身と向き合うことになるんですよね。
- 思うように身体が動かない
- いつもより背中が丸まってしまう
- 呼吸が浅くなっている
- スムーズにお点前を進められた
- 指先の感覚に集中できた など
忙しい日々では見逃していることに気付くことで瞑想のような効果が。
”お稽古のときだけは心が落ち着く”とおっしゃる方もいます。
【茶道が長続きするポイント4】日常生活と深く関係している
茶道は「おいしいお茶を飲んでもらうため」にあると言っても過言ではありません。
合理的で無駄が省かれた、でもあたたかな作法をたくさん学べます。
それは日常生活にも活かすことができるのです。
基本的なものなら、使いやすい場所に道具を置く、物を清潔に保つ、適温を保つ、出した順番に片づける など。
茶道がたとえ”非日常”だとしても、それは”日常の延長”にあるのだと思います。
【茶道が長続きするポイント5】お稽古に行けなくても楽しめる
”茶道のお稽古に通う”ことを長く続けられない人もいますよね。
でも茶道を数年でも習っていれば、お稽古に行けない時期があっても大丈夫。
自宅でお抹茶を点てたり、教本を読んだり、地元のお茶会に参加したり、SNSで茶道のことを発信している人をチェックしたり…
いろんな方法で、茶道から離れずに過ごすことができます。
その分、「お稽古の再開」もしやすいんです。
たとえ所作やお点前を忘れてしまっていても、またそこから学び直す人がほとんど。
人生でいろんなことがあって、「茶道をしてる暇がない!」ってなっても、それまでの経験まで奪われることはありません。
細く長く、続けられるといいですよね♪
まとめ
今回は茶道を始めると長続きする理由を、5つ考えてみました。
きっと、もっとたくさん理由はあって、人それぞれなんだと思います。
もし一生の趣味を考えている人がいるなら、ぜひ茶道をおすすめしたいです。
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