茶道っておもしろい!魅力あふれる遊び心3選
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茶道って堅苦しいイメージ…と考えている人も多いのではないでしょうか。
決まりごとは多いし、細かいルールばかり。
最初は投げ出したくなることもあるかもしれません。
もくじ
茶道の魅力のひとつ、遊び心が満載なこと!
そんな茶道にも、遊び心たっぷりな一面があるんです。
今回はわたしが大好きな遊び心を3つ、ご紹介します。
【茶道の遊び心1】まるで大人のおままごと!茶箱点前
その名前のとおり、箱を使ったお点前です。
※茶箱が点前として確立されているのは裏千家流のみのようです
私が持っている茶箱はこちら ↓
かわいらしい箱に小さなお道具がぎゅっと詰まっていますね。
お湯以外の必要な道具がほぼ全部箱の中に入っているんです。
茶箱を持ってどこへ行こうか考えるのも楽しい。
茶箱の中身を少しずつ買い足すのも楽しい。
先生や他の茶道仲間さんの茶箱を見せていただくのも楽しい。
子どものころおままごとやミニチュアが大好きだったわたしは、そのまま茶箱も大好きになりましたっ!
わたしは茶箱点前を下記の本で学びました。カラー写真で手順が丁寧に解説されています。
【茶道の遊び心2】道具の使い道は何通りも!見立てのお道具
見立てとは、「物を本来のあるべき姿ではなく、別の物として見る」という意味です。
例えばこちらの写真。
この器は陶器市で購入した石見焼きの漬物入れ。
- 本来あるべき姿=漬物を入れる
- 別の物として見る=粉のお抹茶を入れる
粉のお抹茶を入れる道具を茶器といいます。
漬物入れを茶器に見立てることで、いつもと違った雰囲気になりますよね。
茶道具が全て揃っていなくても、おうちにある骨董品や旅先でのお土産で、自分の好みをたっぷり表したお点前ができるのです。
お買い物ついでに茶道具探しへ出かけたくなりますよね~!!
【茶道の遊び心3】くじ引きで役割を決める!花月
花月とは、5人集まったらできる遊びです。
5人で札をひいて、「お茶を点てる人、お茶を飲む人」などの役割を数回ランダムに決め、順番に楽しむ会のこと。
表にはすべて同じ松の絵が描かれています。
裏には月、花、一、二、三と描かれていて、この絵柄で役を決めます。
※花月にもいろんな種類があるので必ずしも上記の通りではないです
ちなみに私は1度の花月で4回もチャンスがあったのに、
飲む役も点てる役も当たらなかったことがあります…。運がなかった…。
5人とも花月のルールを知っていないとできないし、役が当たるたびに座る場所や所作が変化します。
「 花月百篇朧月 」なんて言葉はまさにその難しさを言い表していますね。
花月そのものの種類が多く、順序や役割が札によって決められることから、
「百回 催 しても 朧月程度だ」という意味だそうです。
まとめ
茶道の世界では、もちろん守るべき決まり事もたくさんありますが、そんななかでもユーモアあふれる遊び心はたくさんあるんです~!
堅苦しそう…という理由でお稽古に行くのをためらわず、ぜひ茶道の遊び心を楽しんでくださいね♪
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