茶道には着物も必要なの?メリットもいっぱいあるよ
着物のイメージが強い茶道。
着付けもしなければならないのかな…?と、茶道のハードルがさらに高く感じられるかもしれません。
そこで今回は、着物の必要性や着物を着るメリットをたっぷりお伝えしたいと思います。
なお今回は、女性目線で伝えています♪
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もくじ
着物って絶対必要?
基本的に、着物がなくてもお稽古に行くことはできます。
逆に、着物でなければお稽古はできない、というところはほとんどないと思われます。
見学の際に確認できればより安心ですね。
わたしの稽古場の場合は、毎回着物で来られる方はいません。(ほんとは着たいけど…!)
わたしは茶道を習い始めた当時9歳だったこともあり、初めて着物を買ったのは22歳のとき。
着付けができるようになったのもそのときです。
茶道で着物を着るメリット
着物って強制じゃないんだ~!よかった~!
、、、で終わるのはもったいない…!
着物を着るメリットだって、たくさんあるんです。
茶道歴15年(更新中)、着物歴2年(更新中)のわたしが、「もう少し早く着付けの練習しても良かったな~」って思った理由も併せてお伝えします!
【メリット1】所作の理解が深まる
お稽古ではよく「肘をあげて」「脇をあけて」「体の向きをかえるときは膝をとじて」など身体の動きに関する指導があります。
最初はこれらを必死に頭で覚えようとするものです。
でも着物でお稽古をすると、「なぜその動きのほうがいいのか?」に自力で気が付くことができます。
着物がはだけにくい、袖がお道具に当たらない、などすべての所作に理由があるのです。
実際に着物を着られた際はぜひ意識してくださいね♪
【メリット2】お茶会の手伝いができる
地域のお茶会で、先生が担当になることがあります。
お弟子さんたちは、そのお茶会でお点前やお運び(お抹茶を運ぶ人)を手伝うことになります。
このときに洋服やスーツ、というわけにはいきません。
人前でお点前やお運びをすることで、普段のお稽古とは違った経験ができます。
※洋服で参加すると、裏方のお手伝いをさせてもらえると思います!
【メリット3】周りに気を遣わない
わたしが子どものころは、先生やお弟子さんの着物を借り、着付けもどなたか先輩にお願いをしていました。
当時は子供だったので、それでもよかったのです。
でもバタバタと忙しいお茶会の直前なのに、わたしの着付けのために先輩一人がつきっきり。
心から申し訳ない気持ちでした。
お借りした着物だってたたみ方がわからない、お手入れがわからない、と気を遣うことが本当に多いのです。
では着物をレンタル、着付けも美容院で?…そんな金銭的余裕もありませんでした。
あれこれと考えているうちに「自分の着物を買って、着られるようになったほうが早いな」という結論に至りました。
【メリット4】気分があがる
完全に個人的な感想ですが…笑
着物は本当にテンションが上がるんです!
お気に入りの洋服が少ないわたしは、洋服より着物のほうがコーディネートを楽しめますっ
洋服ならためらってしまう色合いでも、着物ならなぜか着られちゃうんですよね。
ちなみに茶道の世界での定番着物は、柄がない「色無地」ですが、お稽古なら多少派手な着物でも大丈夫だと思います♪
帯のおかげで背筋も伸びるし、なにより自分の身体に布がなじんでいることが気持ちよく、堂々と歩くことができるんですよね。
街中では視線を感じますが、「日本の伝統衣装じゃん!」と割り切っています(笑)
SNSでは着物アカウントを作って、日々コーディネートをアップされてる方も…!みんな素敵だ~!
洋服にもメリットがあります
ここまで着物の良さをあげていきましたが、もちろん洋服にもメリットがあります。
やっぱり洋服は気軽。気負うことなく稽古することができます。
万が一お茶で汚してしまっても洗濯だって簡単ですよね。
着物を着ることがストレスになっては、もったいない話。
天気やご自身の体調と相談して、無理なく続けましょう。
結論
結論としては、
着物は着られるほうがいい…!
です。
着付けを始めた人が「着物を着る機会がないから茶道を始めた」とおっしゃることも珍しくないです。
そのくらい茶道と着物は切っても切れない関係です。
着物でお点前をするって、憧れますよね。
最初は着物のことまで考えられなくても大丈夫。あせる必要はありません。
きっとお稽古を続けているうちに、着物を着たくなると思いますよ♪
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