【茶道講師が伝授】お抹茶の点て方を徹底解説
おうち時間が豊かになるティータイムに、お抹茶はいかがですか?
今回は実際のお抹茶を点て方をご紹介します。
なお、必要なお道具については下記の記事をご覧ください。
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もくじ
抹茶を点てるのに必要な知識って?
たとえばコーヒーをハンドドリップで淹れるのって、少しの知識があれば誰にでもできますよね。
抹茶だってそれと同じなんです~!
むずかしい勉強や高価な道具は必要ありません。
しいて言えば、回数を重ねれば上手に点てられるようになると思います♪
抹茶を点てる下準備
まずは下準備として、
- 必要なお道具を手元に用意する
- お茶碗をお湯で洗っておく ※抹茶茶碗に洗剤はNGです
上記2点を終わらせましょう。
【下準備1】お抹茶をふるう
粉のお抹茶をふるいましょう。
ダマを取り除くのに大切なひと手間です。
あまりごしごしとふるわずに、風味を損なわないよう優しく行いましょう。
【下準備2】お茶碗をあたため、茶筅を清める
お茶碗にお湯を注ぎます。
お茶碗をあたためつつ茶筅をさらさら~と清めます。
前後に数回振りましょう。
茶筅は乾いた状態で使うと折れやすくなってしまいます。
【下準備3】お湯を捨て、お茶碗を清める
お湯を捨てたらお茶碗を清めます。
お茶碗のふち、底をていねいに拭きましょう。
お茶碗に水滴が残っていると、粉のお抹茶が固まってしまうので注意が必要です。
抹茶の点て方
では実際に点てていきましょう!
【点て方1】粉のお抹茶をお茶碗へいれる
ふるいにかけたさらさらのお抹茶をお茶碗へ入れます。
量はお好みですが、茶杓1.5杯~2杯分(1.5g~2g)が目安です。
【点て方2】お湯を入れる
80℃のお湯を入れます。
目安は50~70㏄です。(お好みで調整してください)
わかりにくい場合は計量カップを使う手もあります!
【点て方3】茶筅でお茶を点てる
いよいよお抹茶を点てます…!
今回は裏千家流の「泡立てる点て方」です。
茶筅を持つときの右手人差し指は、軽く伸ばします。
中指の第一関節あたりに茶筅の柄を当て、親指は指の腹で押さえるイメージです。
まずはお湯にお抹茶を溶かすイメージで、茶筅をゆっくり前後に動かします。
左手は上から押さえても構いません。
粉が溶けてきたかな~と思ったら少しスピードをあげ、泡立てていきます。
茶筅の動きは前後です。
茶筅を底にこすりつけると傷んでしまいます。
また、あまり早く動かすと泡が大きくなってしまうので軽く動かすようにしてください。
お抹茶の中ほどを「小文字のm」を何度も何度も繰り返し書くようなイメージで点てていきましょう。
だいぶ泡立ってきましたね。
大きな泡をつぶすように、表面をなで整えます。
もし泡立ちが少なくても、抹茶の粉がお湯に溶けていれば大丈夫!
長時間頑張る必要はありません~
最後はひらがなの「の」の字を書いて、茶筅をお茶碗の中心からゆっくり取り出しましょう。
お抹茶ができあがりました!
美味しそう~!
まとめ
今回はお抹茶の点て方をご紹介しました。
ぜひ、冷めないうちに召し上がってくださいね♪
今回使ったお道具のしまい方は下記の記事をご覧ください。
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