【野点におすすめの場所】ポイントや選び方&注意点も

屋外でお茶を点てることを「野点 のだて」といいます。

最近は外でコーヒーを淹れる人が増えたりキャンプブームもあったりして、
野点もひそかなブームとなっています。

今回は、野点をするのにおすすめの場所や注意事項についてお伝えします!

ここでお伝えする野点とは、お茶会やお茶席を屋外でおこなうことではなく、
1人~数人でお抹茶を点てる時間を楽しむことを言います。

 ▽野点の持ち物についてはコチラ

野点をする場所の考え方

基本的にルールを守ればどこでもできます!

外でお弁当を食べるのと同じ感覚で、

  • 飲食物が持ち込める場所
  • 大勢で公共の場を占拠しない

などの基本的なルールは、野点以外のシーンでも守るべきですよね。

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【ポイント1】火気使用禁止かどうか

お抹茶を点てるのにお湯は欠かせません。

現地でキャンプギアを使って沸かす場合は、必ず「その場所が火気使用可能かどうか」確認しましょう!

特に公園や文化遺産に指定されている場所は、ほとんどの場所で火気厳禁とされています。

その場合は、保温ポットにお湯を入れて持参することで解決します!

【ポイント2】ごみの管理

こちらもあたりまえのルールですね。

お菓子の包み紙などゴミが出た場合、その場所のルールに従いましょう。

持ち帰るのが一番無難だと思います。

ちなみにわたしはごみの管理という視点でも野点は特におすすめしています。

コーヒーを淹れたときは出がらし(コーヒー豆のかす)が必ずできますが、お抹茶は出がらしが出ません!

そういった面でも野点はエコな選択肢だと思います◎

【ポイント3】お湯を捨てるとき

お茶碗を温めたとき、茶筅をやわらかくしたとき、使い終わったお茶碗をすすぐときなど、
どうしても捨てなければならないお湯があると思います。

そのお湯を直接芝生や植木にかけるのは避けましょう!

熱いお湯は植物に悪影響で、お湯をかけた部分が枯れてしまう可能性があります。

火を使わなければ野点の場所は無限大!

保温ポットにお湯を入れて持参できれば、ピクニックができる場所ならどこでも野点ができます!

「あそこで野点したいな~」って思った時に、「お弁当を持参してそこで食べても大丈夫かどうか」をイメージしてください。

それが大丈夫であれば、野点をしてもOK。(もちろんルールは守って)

そう思うと野点をする場所ってあちこちにあると思いませんか?

野点はちょっと恥ずかしいなあというときは

それでもまだま野点の知名度は低く、「屋外でお茶を点てるなんて恥ずかしいなあ」という方に。

いくつかポイントをお伝えします!

1人ではなく数人で野点をする
 数の力で恥ずかしさは半減します!笑

レジャーシートではなくベンチを使う
 レジャーシートを使うと気になる「わざわざ感」が、備え付けのベンチに座ることで解消できます。

近くで買ったスイーツや和菓子を食べる
 お菓子をテイクアウトして食べながら抹茶を飲むのもおすすめ。

わたしは1人でどこででも野点しちゃいますが、恥ずかしいから野点しないというのはもったいない…!

少しでも野点への気持ちが軽くなりますように★

野点をするのにおすすめな場所

つづいて、野点をするのにおすすめな具体的な場所をお伝えします~!

公園

最も手軽な場所のひとつに”公園”があります。

わたしも公園では何度も野点をしていて、初心者さんにもおすすめです。

屋根付きのベンチがあったり、水道やトイレがあったり、気軽に行くことができると思います!

キャンプ場

キャンプ場では、火気使用可能な場所が多いと思います。

本格的にお湯を沸かしたい人や、キャンプのついでに野点も!なんて人におすすめです。

お菓子は焼きマシュマロ、なんていかがでしょう?

海辺

風の強さに要注意ですが、海辺もおすすめですよ!

開放的で波の音にも癒されるし、海を見つめてるだけでも満たされます。

火気使用OKな場所でバーナーを使用する場合は、風よけもあるといいですね。

ベランダや庭

広いベランダや庭で野点、憧れます!

道具を運ぶのも準備も1番気楽な場所ですね♪

わたしが野点したことある場所

ほかにわたしが野点をしたことがある場所はこんな感じ。

道の駅
 椅子&テーブルがあったので野点しました~

月が見える公園で(火気NG)
 夜に着物を着て月見茶会をしました。お湯は写真左にちらっと写っているポットに。

川沿い(火気OK)
 どら焼きを焼いて野点しました

野点のハードルは低い!いろんな場所でやってみよう

わたしが野点の手軽さを知ったのは数年前。

お茶仲間さんに、「一緒に梅林公園に行って野点しようよ!お道具は全部持っていくよ」と誘われました。

たしかにあの公園は梅の時季お弁当を食べてる人が多いし、野点もできるのかなあとぼんやり考えながらご一緒すると、

リュックサックからレジャーシートを出して広げて保温ポットやお茶碗、お菓子もちゃちゃっとご用意されて。

ええ!こんなに簡単に野点できるんだ!と心底びっくりしました。

たしかに誰かお客さんを招くわけじゃないし、わたしたち数人での野点ならこんなに気軽にできるんだ、と。
 ※お道具用意してもらってるのに上から、、、(笑)

それ以来、わたしはあちこちで野点をするようになりました。

この手軽さは、お茶をやってない人にもぜひ伝えたい!!という想いのおかげで、結構長い記事になってしまいましたね。。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!

ゴミがでない、どこでもできる、たのしいたのしい野点。ぜひやってみてくださいね~~~!

 

 

 

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