茶道の流派はどこがいいの?おすすめの選び方3選
茶道には数百を超える流派が存在します。
多すぎて、どうやって選ぶのか悩みがちですよね。
今回はその中でも有名な流派の特徴と、選ぶポイントをまとめました。
もくじ
三千家
三千家とは「裏千家流」「表千家流」「武者小路千家流」のことです。
数え切れないほどの流派が存在するなか、一番多く耳にする流派だと思います。
裏千家流の特徴
茶道流派の中でも教室の数が圧倒的に多い最大の流派です。
私もこちらの流派を習い続けています。
流派の規模に合わせて教則本も充実しています。
お稽古に行けない間も、本を片手に学ぶことができるのも裏千家流の良いところです。
また京都には茶道の専門学校があり、そこでも裏千家流を学ぶことができます。
抹茶の点て方 | よく泡立てる |
特徴 | 動作や所作が華やか 茶道の文化を世界に広めることを得意としている |
表千家流の特徴
映画「日日是好日」をご覧になった方も、多いのではないでしょうか。
この映画の主人公は「表千家流」を習いました。
格式高く保守的な流派です。
教室数は裏千家流よりも少なくなっています。
抹茶の点て方 | あまり泡立てない |
特徴 | 「華やかさ」より「わびさびの心」 お道具の見た目が地味でも、こだわりが詰まっている |
武者小路千家流の特徴
伝統重視の流派で、表千家と似ているところも多くあります。
教室の数は表千家流よりも少数です。
抹茶の点て方 | あまり泡立てない |
特徴 | 必要のない所作を省いた合理的な動き 時代に沿った茶風を見出している |
【茶道流派】おすすめの選び方3選
ここまで三千家の特徴を見てきました。
その他すべての流派の説明はできないので、ここからは流派の選び方の例を紹介します!
【茶道流派の選び方1】ライフスタイルから決める
今後のライフスタイルの変化(引っ越し)により、教室を替える予定のある方は、三千家から選ばれるとよいでしょう。
教室の数が多いと、アクセスの良さなども考慮できますよね。
小さな流派の中には「その地域でしか教えてもらえない!」なんてことも…
せっかく茶道を習うなら長く続けたいもの。
「習いたいけど教室がない」というのはもったいないですよね。
【茶道流派の選び方2】知り合いと同じ流派にする
もし親戚や知り合いから茶道具を譲り受けた場合、他の流派で習うとせっかくのお道具が使えないこともあります。
身近な人と同じ流派を習うことでその人に茶道の話を聞いたり、もらったお道具を長く使うこともできます。
それに茶道を習っている人が身近にいると、安心しますよね♪
【茶道流派の選び方3】あとから決める
茶道の流派のことは簡単に調べたけどよくわからない、正直なんでもいい!って人、
…なにもおかしくありません~!
むしろ「流派を1番に決めた人」のほうが少ないんじゃないかなと思っています。
たとえば学生時代に茶道部にいた人は、その学校の流派以外に選択肢はないですよね。
だから「流派を決められない」のであれば、その他の要素から決めていけばいいんです。
特に大切なのは「稽古場の雰囲気や先生の人柄などで選ぶこと」。
いくつかの流派の茶道教室へ見学に行って、それから決めるのも良いと思います♪
ちなみにわたしも「流派はあとから決まった」タイプ。
・知っている人が通っていない
・小学生でも通える場所
という条件から選び、あとから「裏千家流」と知りました。
みなさんに合う流派&稽古場が見つかりますように!
これらを流派選びの参考に、ぜひお気に入りの流派、稽古場を見つけてくださいね♪
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