和菓子が苦手でも茶道ってできますか?
茶道といえば、”お抹茶”と”和菓子”。
和菓子が大好きで茶道を始める人も珍しくありません。
いっぽう、「茶道に興味はあるけれど和菓子が苦手なんだよなあ」という人もいらっしゃいます。
好き嫌いが分かれがちな和菓子。
今回は和菓子が苦手な人向けに記事執筆をしています。
和菓子だって茶道の大切な要素
日本の和菓子は季節の暦のようなもの。
歳時記や行事に合わせたそのバリエーションは、数え切れないほど豊富です。
1月は花びら餅、3月は桜餅、5月はちまき、11月は亥の子餅などがありますね♪
最近ではスーパーやコンビニでも売られているのを目にします。(うれしい…!)
でも茶道の世界での和菓子は決してメインではなく、あくまでお茶の味を引き立たせてくれるものなんです。
和菓子が苦手な理由は人それぞれですが、特によく聞くのが下記の2点。
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【和菓子が苦手な理由1】甘すぎるのが苦手
お濃茶のときはその甘さが平気だという方もいらっしゃいます
お濃茶については下記の記事で解説しています。
薄茶の時は和菓子を半分だけいただく、と臨機応変にされるのも良いと思います。
※残り半分は懐紙に包んで持ち帰りましょう
コンビニで売られている練り切りや色鮮やかで見た目重視の練り切りは、甘さが強い傾向あり。
茶道で出される和菓子は、もっと繊細な甘さです。
【和菓子が苦手な理由2】あんこが苦手
中にはあんこが使われていない和菓子もあるので、
あんこが苦手=茶道の和菓子全部苦手 ではないよ、とお伝えしたいです。
特に”干菓子”と呼ばれるものには、金平糖やおせんべい、落雁などもあります。
また、和菓子は決して味覚だけで味わうものではありません。
心がときめく美しい色、小さくこまやかな姿かたち、やわらかさ、繊細な香り、など
五感すべてで感じてほしいと思います。
和菓子が苦手でも安心して茶道をしてほしい
お茶会やお稽古で出された和菓子をその場でいただかずに包んで持ち帰る作法もあり、
それは決してマナー違反ではありません。
茶道は苦しい修行ではないので、無理や我慢をする必要はないのです。
和菓子の種類
さきほどお伝えした通り、茶道のお菓子=あんこ ではありません。
羊羹、おまんじゅう、最中、お団子、米菓、カステラ、八つ橋、かんてん、などなど…
もっともっとたくさんありますが、これだけ種類があるとひとつくらいはお気に入りに出会えそうな気がしませんか?
お稽古では生徒さんの旅先でのお土産などが出されることもあります。
まとめ
和菓子嫌いを克服するより、”茶道を習いたい”という気持ちのほうが大切です。
決して気負いすることなく無理のない範囲で茶道の和菓子を楽しんでいただきたいです。
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