マンツーマン茶道教室のメリット&デメリット【質問回答】

先日、茶道教室について下記の質問をいただきました。

まずはじめに

マンツーマンの茶道教室とは

はじめに、ここで話す「マンツーマンの茶道教室」の定義は下記の通りです。

「そのような稽古場は結構ありますか？」とご質問をいただきましたが、正直なところ正確な数や割合はわかりません…

ＳＮＳで経験談を募集したところ、

という方は大勢いらっしゃいました。

なので「マンツーマンの茶道教室の数は決して少なくない」と考えます。

マンツーマンの茶道教室のメリット&デメリット

ではSNSで募集した経験談から、わたしが思うマンツーマンのメリットをご紹介します。

【メリット1】ゆっくり緊張せずお稽古ができる

自分以外には先生しかいらっしゃらないため、緊張して手が震えるといったことが軽減されると思います。

また、ほかの生徒さん同士の会話で気が散る…といったこともないでしょう。

マンツーマンなら周りの目を気にすることなくお点前に集中できますね。

【メリット2】先生に質問をしやすい

茶道を習い始めると数え切れないほどの疑問点が出てくると思います。

集団でのお稽古の場合、「今は質問しづらいなあ」とためらってしまうことも珍しくありません。

納得のいくまでとことん聞きたいタイプの方も、マンツーマンなら満足できると思います。

【デメリット1】お点前の練習が中心になり、客になる練習が少ない

茶道は決して「お点前だけ」ではありません。

客には客の作法があり、客の立場になってこそ見えてくるものもあります。

客になる機会がまったくないということであれば、少しもったいないような気もします。

【デメリット2】ほかの生徒さんのお点前を拝見する機会が少ない

「客になる練習が少ない」ということは「人のお点前を見ることも少ない」ということになります。

茶道はほかの生徒さんのお点前やお点前の指導されている様子から学べることもあるのです。

※「ほかの生徒さんのお点前の見学は自由」というマンツーマンの稽古場もあるようですが、その場合「自分のお点前も誰かに見られることがある」ということになります

【デメリット3】決められた時間に行かななればならない

マンツーマンの稽古場は、楽器などほかの習い事のように「毎週土曜日の13時から14時半」など日時が決まっていることもあります。

休んだ日の振り替えの融通が利く稽古場であれば、日時が決まっていても続けられると思います。

わたしは「部活動のあとにお稽古」「夜の学習塾の前にお稽古」というように、ライフスタイルの変化によってお稽古に行く時間はバラバラでした。

同じ稽古場で茶道を10年以上続けられている理由のひとつに、「お稽古に行く時間が自由だった」という点があります。

マンツーマンじゃないわたしの稽古場

先述したとおり、わたしの稽古場はマンツーマンではありません。

20人弱の生徒さんが10時～18時の好きな時間に来られるシステムです。

ですが、時間帯や欠席の生徒さんの人数により、一時的にマンツーマンになることは珍しくありません。

そのようなときは「ラッキー♪」と思い、いつもより質問したり師匠の話を聞いたりするのを意識しています。

マンツーマンでない稽古場に通うわたしは

といったメリットを感じています。

まとめ

今回はじめての質問をいただきとてもうれしかったです！ほんとうにありがとうございます。

マンツーマンの茶道教室についてまとめますと

といった感じです。

稽古場に見学に行かれた際は

• マンツーマンの稽古場：ほかの生徒さんのお点前は拝見できるか　客になる稽古はできるか
• マンツーマンでない稽古場：時間帯によってマンツーマンになることはあるか

を確認してみましょう♪

 

 

 

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