疑問「茶道の世界で私はやっていけるのか」に対する今のこたえ
お茶の世界でやっていけるのかな〜って思ったことが何回もあります。
誰かにひどいこと言われたとかいじめられたとかではなく。
ちなみにそう思うようになったのは、21歳を過ぎたころ、いわゆる社会人になってから。
…子供の頃はそんなこと考えないのになあ。
”やっていく”といっても「お茶で大金を稼ぎたい」とか「立場的にえらくなりたい」とか「有名になりたい」とかじゃないんです。
こんなすごく深くていろんな人が関わってて歴史のある世界で、わたし大丈夫かな〜って。
そしてそれは多分茶道だけじゃないんだけど。(おばあちゃんは、書道の世界も大変だと言っていた)
お茶を始める人が増えたらいいなと思っているのにこんなこと書いていいのだろうか、、とずっと下書きに残ってました。
今の自分なりに結論というか答えが出たのでこうして執筆しています。
お茶なんてやりたくないって心の底から思ってる人は、お茶から離れたらいいと思うんです。
まあこれもお茶に限らず仕事でもなんでも。
でも、漠然とした不安が理由で辞めるのはもったいない。
というのも、「なんだかんだあの人もこの人もやっていってるじゃん」って。
”あの人”っていうのは、同世代のお茶仲間さんとか先生のお知り合いとかお茶教室の先輩方とかお道具のギャラリーやってる人とかSNSの知り合いとか、いろんな人のこと。
みんな想いや方向性が違うんだけど、それぞれ「やっていってる」んですよね。
あともうひとつ、完璧な人っていないよね、って思えたのも大きい。
きっと、立場のある偉い人も完璧じゃないと思うから。
ちなみに私はごく普通の家庭で育って、家族は誰もお茶をやってなくて、お茶の道具も全く家になくて、って状態から「なんとなく楽しいから」という理由で続けてきました。
まあ親が反対しなかったというのは大きいですね、ある意味お茶やってない家族でよかった。(この話もまたしたい)
2022年2月追記:お茶やってない家族でよかった話
もしお茶の世界でやっていけるかな?って思う人がいたら、私を思い出してもらえると嬉しいなともちょっぴり思ったり。
お茶をやってるってだけで、サイト立ち上げて写真撮って楽しんでる人がいたな〜って。
半分、いやほとんど自分へのメッセージだけど、お茶の世界に悩む誰かに届くと嬉しいな。
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